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前回、カムカバーのボルトを外そうとしたら、手持ちにE型ソケットのE6が無いと言う所で、作業が一旦止まっていました。その模様はこちら。
今回は、E型ソケットをちゃんと準備して、早速カムカバーを外そうと思います。
カムカバーのボルトはいっぱい
カムカバーを外すにはE10のボルトが28本外さないといけないです。
今回は、電動ラチェットがあるので楽ちん作業のはず。
序盤の出だしは快調!ただ、どうしても作業スペースの取れない、エンジン後ろ側は苦戦します。
後方は、エクステンションとユニバーサルの組み合わせを持っていないと、ボルトを外すことはできないでしょう。
学生時代にから揃えた、工具の数々を駆使してなんとか全てのボルトを外すことができました。
なんだかんだで、こういう狭いところは細かい工具が役に立ちます。
奥の方は知恵の輪状態をなんとか苦戦しながら、アクロバティックな体勢で、全てのボルトが緩め終わりました。
カバーが外れない、どうする?
次にカムカバーをいよいよ外していきます。
カバーは樹脂製の為、取り外そうとした時に無理に工具でこじってしまうと、最悪カバーが割れてしまう恐れがあるので、ここは慎重に。カバーを傷つけないように、樹脂製の内装剥がし2本を使って作業し始めます。
しかし、ゴムパッキンが全周しっかりと密着しているので、簡単に外すことができません。
隅の方から少しずつこじって開けようと試すも、びくともする気配がないのでここは作戦変更。
ようやくはずれた
このままでは埒が明かないので、先端の細いシールリムーバーを持ってきて、パッキンの固着を剥がす方法に変更することにしました。ゴムパッキンはどうせ捨てるので致し方ないと判断。
シールリムーバーの先端は金属の為、エンジン本体やカバーを傷つけないように隙間に入れ、慎重に作業していきます。
何度かパッキンとエンジンの隙間にリムーバーを入れる事で、接着面が外れていく感触が出てきました。
手が入るおおよその部分が終わると、だいぶカバー全体が動くようになってきました。
リムーバーを使った方法が正しいのかわかりませんが、手持ちの工具で格闘することで、ようやくカバーが外れました。
この作業は今回の中で、一番体力と忍耐が必要で大変でした。
オイル漏れの原因、判明
さて、カバーをはずしてパッキンを確認してみると、オイル漏れ付近にゴムの切れというか割れが見つかりました。
やはり運転席奥側からオイル漏れをしていたのでしょう。エンジン側にも、隙間にオイルが溜まっていました。
7年6万キロくらいの走行ですが、オイル漏れの定番箇所から発生していました。
ここまで完了して、ようやく作業の山場を超えました。
エンジン内部もスラッジが溜まっていると言うこともなく、綺麗な状態だと思います。
いよいよ次は、パッキンを交換して折り返し作業になります。
ようやく目処が見えてきました。
こののんびり作業ができるガレージ環境は、本当にありがたいです。
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