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作業前準備が済んでいるので、今日はいよいよ作業に取り掛かります。
といっても、一気にやるつもりがないので音楽流しながらのんびり、ガレージ作業です。
まずは、作業スペース確保。ヘッドカバーの周りの部品を外す
まずはヘッドカバーのパッキンを交換したいのですが、その前にカバーの周辺に取り付けられている部品を外していきます。
整備書をちゃんと確認したかったのですが、今回の作業はオイル漏れの定番作業なのでYoutubeに作業の解説動画が上がっていた為こちらで、事前勉強しました。
ほんと、便利な世の中になりましたね。ただし、安全に作業できるかは別問題なので注意!!
今回のBMW N55エンジンの場合は、直6ということもあり奥の方のイグニッションコイルが外しにくいです。
そのため、カウルカバーを外し作業スペースを確保していきます。
どの作業もそうですが、作業スペースを確保することはとても重要ですよね。近道をしようとして、無理な体勢でやったりボルトを舐めたりと、結局余計な時間をかける羽目になったりします。
今回は、ヘッドカバー上にあるカバー類、イグニッションコイル周りの配線、燃料パイプの順に外してカバーへアクセスします。
便利な電動ラチェット、初使用
今回、海外から純正パーツを取り寄せて、自分でDIYする事にしました。海外から安く純正パーツを購入する方法については、以前ブログで紹介しているのでそちらを見てください。
ディーラーでの工賃としては、ざっと調べた感じだと、カムカバーパッキン交換をやった場合1.5〜3万くらいでしょうか?部品としてはパッキンだけなら6千円くらいです。
工賃分で今回電動ラチェットを購入しました。
足回りをいじるだけならそれほど今まで欲しいと思わなかったんですが、エンジン周りだとスペースが狭いので、電動ラチェットで楽々作業としてみたいと思い立ったからです。この作業以外にも色々内装関係とかで使えるし、電動工具がほんと増えてきましたね。
実際、大トルクでないところなら、ほんと楽にボルトを外せます。ちょっと太めでトルクが大きいところは、流石に電動ラチェットだけでは回せないところもあります。そんな時は、他の工具で初期だけ緩めてから、あとは電動ラチェットでウィーンって感じで外せます。
10mmくらいのボルトまでなら、電動ラチェット本体のみで手動で緩めることも可能です。
できれば、レバー比の長いロングスピンナーでやる方が軽い力で作業できます。
今回僕が購入したのは、AC delco の3/8電動ラチェットです。本体にBrushlessと書かれていますが、実は日本国内にまだ入ってきていないタイプなのです。アメリカから直接購入しました。値段は大体作業工賃と同じくらいでしたね。
この工具の詳細はまた別ブログで載せる予定です。
ヘッドカバー開封前
さて、色々カバーやらコネクタ類を外して、ここまできました。
以前スパークプラグを交換したことがあったので、イグニッションコイルを外すまではスムーズに作業できました。
コイルに接続するコネクタの束を外すのに、小さなカプラーが6個ありましたがこれを外すのにちょっと手こずったくらいでしょうか。
外した箇所で、気をつけるポイントには黄色いマスキングテープを貼って、忘れ防止の目印やゴミの保護をしっかりと行いました。
エンジン内部にアクセスするので、この辺は初めての作業のため、細心の注意をおこないます。
やっぱり6気筒あるとその分作業も増えるのが、ちょっと厄介です。
しかし、この直6ターボエンジンはホント官能的なエンジンなんですよね。
この先、電動化の波にいつまでBMWが作り続けてくれるのか・・・。
新しい4シリーズはデザインが受け入れられないし、グランクーペが出てきていないという理由を自分に言い聞かせています。
まだまだ、この4シリーズグランクーペは現役なんだし・・・。
ということで、余計なこともやりながらのんびり3時間くらい、ガレージで作業してここまできました。
残すは燃料パイプラインを外して、いよいよエンジンヘッドカバーを開けようと思います。
明日また時間ができたら進めます。
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